1 日 目
BMIは体重(体格)指数のことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。疾病との関連からこれに着目したTokunaga先生が疫学調査研究に使用し、BMIが22において最も有病率(例えば高血圧、高脂血症、糖尿病、心臓病、脳卒中、胆石、ある種の癌など)が低くなるという結果を得、BMI22が理想体重とすることを提案しました。(1991年 Int.J.Obes)
今までの標準体重が医学的根拠を持たないのに対し、BMIは有病率が最も低い点を理想体重としています。疫学的観点から理想体重であるからといって、個人個人に当てはめてBMI22が絶対に良いというと、必ずしもそうではありません。多様な肥満を身長と体重のみにて表すこの指数には限界があります。内臓肥満などはBMIだけでは判りません。また、スポーツ選手たちは筋肉量と脂肪量が一般人とは異なり、単にBMIだけで評価することはできません。しかし、BMIは医学的根拠をもつ簡便な指数であるが、男女の基準については国際的にも分けた方がよいという事は言われていません。
(背骨がつぶれている=脊椎椎体の圧迫骨折)
骨粗鬆症の方は、その程度により軽微な外力または明らかな外力がなくても圧迫骨折を起こすことが多々あります。
また、疼痛の程度も軽い方から著明な疼痛が出現される方まで様々です。(約2/3の方は、疼痛がないか軽微です。)
主に起居動作や寝返り時の疼痛が著しい方は、原則として急性期の一週間はトイレ、食事以外はできるだけ安静を保つ(臥床)ことが大切です。二週目からは家の中の歩行、座位の時間を徐々に増やし、三〜四週間目以降から家の周辺程度の歩行練習を開始するというのが一般的な生活指導です。
ただし骨粗鬆症に対する薬物治療を並行して行うことや、コルセットの装着、圧迫骨折の状態、症状(神経症状の有無など)、合併症によってはこの限りではないので、主治医の先生の意見を充分に聞いてください。
2 日 目
脳出血を起こすと、出血した血の固まり(血腫)および、脳のむくみ(脳浮腫)により脳圧が上がります。そのため、体が反応して血圧を上げ、何とか脳の血流を保とうとします。それを無理やり下げることは脳の血流低下を招き、出血していない正常な脳組織まで血液が行かなくなり障害されてしまいます。もちろん血圧が高いままでは、出血が長く続いたり、再出血をきたしたりして、これも脳の障害をよりひどくします。このさじ加減は患者さん個々に考える必要があり、大変難しいです。
パーキンソン病そのものの薬で糖尿を悪化させるものはほとんどありません。また、糖尿の薬でパーキンソン病を悪くするものも特にはありません。また、やる気をなくさせるような薬、「うつ」を助長するような薬も知られていません。ただし、パーキンソン病も糖尿病も「うつ」の合併がかなり多いことがわかっています。薬よりも「うつ」の合併やもともとの性格・認知症、なんらかの身体疾患を考える必要があります。「うつ」の場合は、薬による治療も考慮してください。なお、中等症以上の両疾患では、それぞれ複数の薬を組み合わせて使うようになっており、飲み方も朝1回の薬は少なく、大変複雑になることは避けられず、注意が必要です。
3 日 目
このご質問に私が回答する立場にあるのか疑問ですが、できる範囲で回答します。
急性期病院が政府の方針を受けた形で在院日数の削減を求められていることは一つの要因となると思います。他方、リハビリテーションの立場から考えますと、医療保険で受けられるリハビリテーションサービスに日数制限が加わったことが要因として挙げられます。
ご質問のように、手術を行った後、傷口だけの治療であるならば、いわゆる「日にち薬」ということになりますが、その間安静にして廃用の機能低下を起こす危険があるのであれば、早期に回復期の病院に転院させるのは方法としてあることではないかと思います。
一般論でいえば、リハビリテーション医療では混合診療が認められていますので、自費で継続することは可能です。しかし、実際には諸般の理由により、各医療機関で混合診療の実施に関しては形態が様々ですので、お問合せの方が通院されている医療機関に確認していただかなければ何とも言えません。
お問合せの「老人ホーム」が何を指すのか不明な点はありますが、そのホームが居宅型であれば在宅と見なされるので、特定疾患であるかどうかにかかわらず、医療保険を受けることは可能ではないかと思います。(介護型のホームであれば不可能です。)
申込みの手続きは、一般の在宅生活者と同様で、訪問リハビリテーションを行っている事業所に依頼してください。
ケアマネジャーの方にお願いしたいのは、その方のニードが何であるのかを確実に担当セラピストに伝えて欲しいということです。まだまだ訪問リハビリテーションのスタッフが十分でないのは確かですので、ともすればセラピストを確保したことだけで安心して、何のために訪問リハビリテーションをマネージメントしたのかを伝えていない場合、十分セラピストの力が発揮できない恐れがあるのではないかと思います。
乳児で使用される程度の、アレルギー治療目的のステロイドの量でしたら併発白内障を起こすことは考えにくいです。
腎疾患等生命にかかわるような病態に対してのステロイド投与は、ある程度副作用の可能性も覚悟しての投薬方法もあり、眼科で管理しながらの投薬が行われる場合もあります。
乳児の白内障は先天白内障といって、生下時より水晶体が混濁しているもので、1才頃までに手術を要します。
向精神薬とは中枢神経系、すなわち脳に作用して、精神機能になんらかの影響を及ぼす薬物の総称であります。その作用によって抗精神薬、抗うつ剤、安定剤、睡眠薬に分類されます。そのなかでも抗精神病薬とは、統合失調症の幻覚妄想状態の治療や、躁状態の治療にも有効で、精神運動興奮の抑制をする効果を発揮する薬です。
4 日 目
膀胱留置カテーテルの交換の期間は根拠などなく主に経験則です。カテーテルの質の問題もあり、質の悪いものは結石を作りやすく、カテーテルに付着し、抜けなくなった事もあります。抜けたとしても出血し大問題になった事もあります。概ね2週間に1回ですが、現在は質の良いカテーテルも出ており、1ヶ月に1回でも良いようになっています。人間の体は機械ではなくわからない事だらけです。すべてに根拠づければわかりやすいですが、どうもいかないのが医療だと思います。難しいですね。
排尿障害をおこす薬があります。それをやめれば改善します。やめるわけにはいかない場合、どうするかが問題になります。アルコール依存症云々はよくわからないですが、本人拒否しておりますし、検査の必要はないのではないでしょうか。
神経因性膀胱の原因疾患が治療可能で改善するのであれば、カテーテルフリーになる可能性はありますが、そうでなければカテーテル留置のままとなると思います。
特に脳や脊髄に病気が隠れているとは思われません。
いちがいには言えませんが、特に不具合が生じなければ長年の使用が可能です。
歯周病、う蝕、噛み合わせ等個々のケースによって、状態に差があります。 したがって、条件次第では短期間で駄目になる事もあるし、10年以上経過しても機能しているケースもあります。
我々、治療する側としてはできるだけ長く、そして快適に機能して欲しいものです。
基本的には外来、訪問歯科診療にかかわらず、患者さんの全身状態や抜歯対象歯の状態、投薬等の色んな条件を考慮する必要があります。その状態によっては訪問歯科診療でも抜歯が可能な場合もあり、また抜歯を差し控えた方が良い場合もあります。
抜歯を行う為には、事前にエックス線撮影が必要となりますが、最近ではポータブル・エックス線撮影装置もあり、訪問歯科診療の場合でも撮影が可能です。